ラブラドール子犬|初めての狂犬病予防接種が無事終わった
4月12日に無事、狂犬病の予防接種が終わりました。
予防接種のタイミングでクリニックも変えようかと思っていたので、初診をしてもらいながら、いろいろわからなかったことを院長先生に聞けてよかった。
すっごくいい先生だ。
先生に聞いた話、忘れないようにメモがてら記録しておこうと思います。
ついでに予防接種の流れとか学んだこともまとめておきます。
そもそも狂犬病ってなんなの?
昔から聞いたことはあるけど詳しく知らなかった狂犬病。ニーナと生活することになったんだから、当たり前のように知らないといけないよねって感じで調べました。
狂犬病は、狂犬病ウイルスを保有するイヌ、ネコおよびコウモリを含む野生動物に咬まれたり、引っ掻かれたりしてできた傷口からの侵入、および極めて稀ではあるが、濃厚なウイルスによる気道粘膜感染によって発症する人獣共通感染症である。
出典:NID国立感染症研究所
世界では年間35,000人から50,000人が狂犬病によって死亡しているという、とてもこわい感染症です。さらに、世界的にみてもアジアでの発生率が高く、日本での発生率も高いのかな・・と思ったら、日本では1957年以降発生してないらしいです。
※1970年にネパールで野犬に噛まれ、狂犬病発生、死亡した症例あり
※2006年にフィリピン旅行帰国者2名に、狂犬病発生、死亡した症例あり
出典:社団法人 日本獣医師会
アジアでの狂犬病の発生確率は高い結果がありながらも、日本においては1957年以降狂犬病は発生していない、これは狂犬病対策として国が行ってる取り組みが効いているからなんですね。
日本における狂犬病対策(第2章通常措置ってところ)
日本には「狂犬病予防法」という法律がありまして、法律そのものを読むと大変難しく書かれているのでわかりにくいのですが、平たくまとめると・・。
1 登録
犬を飼ったら30日以内に、厚生労働省が定めるところへ市町村長を経て、その犬の申請をしなければいけません。(生後90日以内の犬を飼った場合は、90日が経過した後)
この時に犬鑑札をもらえるので、犬の飼い主はその犬鑑札を着ける必要があります。
また、犬が死亡した時は30日以内に届け出が必要だったり、飼った犬がどこに存在して、生きているのか、死んでいるのかを把握する仕組みができています。
2 予防注射
毎年一回必ず狂犬病の予防注射受ける必要があります。
注射を受けたら注射済み票が発行され、これで犬鑑札番号と一致し、登録されている犬の予防注射状況を国(厚生労働省?)は把握することができるようになるんですね。
散歩する際、犬鑑札と注射済み票は身につけて散歩をする必要があります。
ちなみに、普通に考えると犬を飼っても登録していない人っていそうだし、登録しても予防接種を受けさせていないって人もいそうだなって思って、もし登録、予防接種を怠ったらどんな罰があるのかなーって調べたら、罰金対象になるようです。
飼い犬を登録していない所有者や飼い犬に予防注射を受けさせていない所有者、飼い犬に鑑札や注射済票を装着していない所有者は20万円以下の罰金の対象となります。
出典:狂犬病に関するQ&Aについて(厚生労働省のホームページ)
罰金の額半端ないです。
犬を飼う上でとっても大切なことなので、しっかり予防接種していかないといけませんね。
3 抑留(よくりゅう)
この部分が非常に長く、要約するのが難しいのですが、狂犬病を発生させないよう抑留するために「予防員」という方々がいらっしゃって、登録をしていない犬、狂犬病の予防接種を受けていない犬に関しては、「捕獲人」を使用して捕獲することができるという内容になります。
一般的には野良犬にあたるのかな、、、とは思うのですが、飼い犬であっても登録していない犬、狂犬病の予防接種を受けていない犬は実際にいるらしいので、それらを発見した場合も対象となるようです。
なので、犬鑑札、注射済み票を着けて散歩しなさいよってことなんですね。
捕獲対象の犬を追いかけた際、所有者の土地に入れる入れない的な説明もありましたがここでは割愛します。
4 輸入検疫
検疫を受けた犬(正確には他の動物も)しか、輸出、輸入してはならないという定め。これによって、狂犬病にかかっている可能性がある動物が国内に侵入してこなくなるということだと思います。
つまり、通常措置を簡単にまとめると
1から4が通常措置の部分で、発生を未然に防ぐための取り組みでとても重要そうでした。
1 飼った犬を登録しましょう(誰の家に、どの犬がいるのか把握)
2 犬に狂犬病の予防接種を受けさせましょう (これはそのまま)
3 1、2が確認できない犬は予防員が抑留(予防されていない犬を放置しない)
4 海外から検疫されていない犬を国内へ入れない(これもそのまま)
第3章からは発生した場合どうするかってお話なので、今回は触れません。
これからまた勉強していこうかな。
生後約5ヶ月のラブラドール!いろんなことを質問しました
ここからは普段気になっていたことを先生に質問した内容です。
全ての犬にとってそうであるとは限りませんので、ご参考程度にしていただければと。
食事の量は適切か?
普段から、というか毎日思っていたこととして「食事の量」が適切なのかどうかがありました。
ペットショップではウンチの硬さを毎日確認し、徐々に増やしていきましょうと言われたのでその通りにしましたし、ペットフードの説明書も確認しながら食べる量を増やしてきました。
しかしながら、ニーナさん細いんだよな・・。
狂犬病の予防注射をしたその日、クリニックで先輩ラブラドール(13歳、男の子)の飼い主さんにたまたま会って、「かわい〜〜」ともみくちゃにされながら、「ちょっと小さいかなー」と言われ、、。やっぱり食事の量少ないのかな、、と不安に。
で、先生に聞いたところ「痩せてますね、食事の量増やしましょう。成長期ですので」と叱られました。
すみません、ニーナさん・・・。
そのペットクリニックには、「肋骨を触った感触で痩せてるか太っているかわかる」っていうなんていうんだろう、見本が置いてあって確認をしました。
一つの基準として今まで確認してきたウンチの硬さ、もう一つの基準として肋骨の触った感触、これらをもとに食事の量を増やしていこうと思います。
というか、ペットショップなり、クリニックなり、とっとと電話するべきでしたすみません。
噛む癖はどうやって直せばよいでしょうか?
ラブラドールでなくても、犬を飼ったらぶち当たるのがこの問題ではないでしょうか。
我が家のニーナもめっちゃ噛みます。時々シャレにならないレベルの噛む力を発揮し、流血するほどなので、これはまずい・・と思いつつ都度、噛んだら叱る、噛んで良いおもちゃを与えるという対応をとってきました。
で、時間をかけないと直らないものなんだろうなとは考えながらも、念の為先生へ質問をしたところ、犬本来の特性といいますか、そういうものなんだよってことを教わりました。
犬は本来、家族と生活をします。家族とは親犬、兄弟犬です。
そして、それらの家族とじゃれ合い、そのじゃれ合いの一つとして、噛むという行動をとります。
子犬なので、その加減がわからず、時々強く噛んでしまって、親犬や兄弟犬が怒り、ガブッと噛まれる(やり返される)ことで、噛む強さの加減を学ぶらしいのです。
ということは、今、ニーナはその加減を学んでいってるのかなーと。
なので、ニーナに噛まれた時の対応は間違ってなくて、噛まれた時は「痛い!ダメ!」としっかり叱ってあげ続けていけば理解してくれるようになるでしょうとのことでした。
犬本来の話とかは、ネットでも読んだことがあるし、よく他人から聞く話でもあるのですが、先生から話を聞くと納得感が違うのが不思議でした笑
お外へ出すと葉っぱや砂利を食べてしまうのですが大丈夫でしょうか?
本格的なお散歩はまだですけれど、ほんの少し外へ連れ出して歩かせたりすると葉っぱや砂利を食べまくるんですよね。
なんでも口に入れてしまうお年頃。
葉っぱなんかは大丈夫なのかなーとか思ってたら、量によってはお腹に詰まってしまったケースもあるらしく、気をつけねばと考えを改めました。
都度、教えて行くしかないですね。
お散歩の開始時期はいつからがベスト?
なるべく早くが良いですね、とのことだったので、この記事を書いてる13日に早速行ってきました。
なぜ良いのか、というと、これは人間と同じで、幼い頃の方がいろんなことを受け入れやすいし、慣れやすいという理由です。
これわかるわーって思いました。
私は子どもの頃からしょっちゅう怒られる子だったので、成人になって社会に出てから叱られるようなことがあってもぜーんぜんへっちゃらでした。
でも、同僚には上司にキツく言われて凹んでしまったった子もいてびっくりしたくらいです。どうやらキツく叱られた経験がなかったみたいなんです。
犬も同じで、成犬になってから初めてみる景色で感じること、幼犬から見てきたごく普通の景色で感じることだったらストレスとか全然違うと思うんですよね。
大きな車が一台走る風景を成犬になってから初めて見るのか、幼犬からずっと見て育つのかって違いかと。
外を歩いている人の中には「かわいいねー」って声かける人、声をかけない人がいたり、お散歩している犬の中には攻撃してくる犬がいたり、めっちゃ遊んでくれアピールしてくれる犬がいたり、こういった「社会」を受け入れやすくするには、柔軟な幼い頃の方がいいということですね。
以上が初めての狂犬病予防注射を受けた時のことと質問したこと、学びのまとめでした。
次はいよいよしつけ教室かなー。楽しみ。
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